稼働中の不動産 SaaS

運用中の不動産 SaaS で、AI エージェント機能と情報設計の方針を決めました。

Design Strategy
AI-feature Design
Information Architecture
UI/UX Design
図:結果を伴う操作を行うAIエージェントの7段階と、2つの人の確認ポイント
Role
デザインストラテジスト・AI 機能デザイン・情報設計
Year
2026
Location
東京
運用中の不動産 SaaS に、デザインストラテジストとして参加しました。開発はエンジニア主導で進んでいます。担当したのは2つです。新しい AI エージェント機能を、安心して使えるものとして設計すること。そして、機能が増えるうちに合わなくなった情報設計を組み直すことです。 競合の多い市場の製品なので、画面は掲載していません。このページでは、何を考え、どう判断したかを書いています。
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Context

この製品はエンジニア主導で素早くリリースを重ねてきたため、画面ごとに作りがばらついていました。スピードを優先した製品によくある状態です。

そのうえで、2つの課題がありました。ひとつは AI エージェント機能です。セットアップ、設定、結果の確認まで、参考にできる前例が社内になく、ゼロから設計する必要がありました。もうひとつは情報設計です。機能を足すたびに継ぎ足されてきたため、ユーザーもチームも、どこに何があるかを記憶に頼って探していました。

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Approach

AI エージェントについては、見た目より先に動きのルールを決めました。エージェントが何を尋ね、いつ実行し、処理の途中をどこまで見せるか。結果だけが突然出てくるのではなく、ユーザーが納得して任せられるようにするためです。

情報設計については、まず今ある画面と機能をすべて洗い出し、そのなかから軸になる分類を見つけました。新しい体系を上からかぶせるのではなく、その軸に沿って並べ直しています。

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Outcome

AI エージェント機能は、ユーザーがエージェントを設定し、タスクを任せ、重要な操作や取り消せない操作を確認し、結果を受け取るまでを一続きで設計しました。どの段階でも、エージェントがなぜその判断をしたのかを見られるようにしています。最初から信用してもらうのではなく、使うなかで信用が積み上がる設計です。

情報設計は、見つけた軸に沿って製品全体を組み直しました。ナビゲーションの並びを、ユーザーが業務を頭のなかで整理している形に合わせ、新しい機能を足すときにも置き場所に迷わないようにしています。

どちらも、競合製品の調査をもとにしています。同じ課題を他社がどう解いているかを整理し、業界の慣例に合わせる部分と、あえて外す部分を決めました。

担当したのは方針と構造の設計です。そこから生まれた画面はクライアントに帰属するため、公開していません。

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One Structure, Two Readers

エージェントがデータを直接操作できるようになると、情報設計を使うのは人だけではなくなります。人はナビゲーションから構造を理解し、エージェントはツールとスキーマから理解します。

IDが変わらないこと、データ同士の関係がはっきりしていること、操作できる範囲が限られていること。この3つがそろっていれば、人もエージェントも同じ構造が使えます。

逆に、情報設計が曖昧なままエージェントを入れても、問題は解決しません。エージェントは曖昧さをそのまま引き継いで動くからです。

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Credits
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